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サブスクリプションの管理

自動更新サブスクリプションに対する請求の猶予期間の有効化

請求の猶予期間を有効にすると、Appleが支払いの回収を試みている間、支払いの問題が原因で自動更新できなかった登録者もアプリの有料コンテンツにアクセスすることができます。猶予期間内にAppleがサブスクリプション登録を復活させられた場合は、有料サービスにおける登録者の利用日数やデベロッパの収益に影響が及ぶことはありません。請求の猶予期間を有効にしない場合、Appleが支払いを回収できるまで、登録者は有料サービスを利用できなくなります。

注:プロダクトのメタデータに加えた変更がSandbox環境で反映されるまで最大1時間かかります。

App Store Connect APIを使用してApp Store Connectで猶予期間を設定する方法については、「Managing auto-renewable subscriptions」を参照してください。

請求の猶予期間を有効にするためのワークフロー

請求の猶予期間を有効にするには、App Store Connectで設定を有効化および完了し、支払いの再試行中もユーザがサブスクリプションコンテンツに引き続きアクセスできるように、StoreKitを使用してサブスクリプション登録者の更新状況を確認する必要があります。

次のワークフローに従って、アプリのロジックに対するサーバのテストおよび検証を適切に行ってから、サブスクリプション登録者に当該機能を提供しましょう。

  1. Sandboxで請求の猶予期間に関する設定をオンにする

    本番環境で有効化する前に必ず行ってください。

  2. Sandboxで請求の猶予期間をテストする

    Sandbox環境を使用して、サブスクリプション登録者の猶予期間の開始および終了に対応するクライアントロジックとサーバロジックを検証します。実装方法については、こちらをご覧ください。

  3. 本番環境で請求の猶予期間に関する設定をオンにする

    クライアントとサーバのロジックの検証が完了次第、本番環境向けに請求の猶予期間に関する設定を行います。

必要な役割:Account HolderAdmin、またはApp Manager。「役割の権限」を参照してください。