App Store Connect ヘルプ
自動更新サブスクリプションに対する請求の猶予期間の有効化
請求の猶予期間を有効にすると、Apple が支払いの回収を試みている間、支払いの問題が原因で自動更新できなかった登録者もアプリの有料コンテンツにアクセスすることができます。猶予期間内に Apple がサブスクリプション登録を復活させられた場合は、有料サービスにおける登録者の利用日数やデベロッパの収益に影響が及ぶことはありません。請求の猶予期間を有効にしない場合、Apple が支払いを回収できるまで、登録者は有料サービスを利用できなくなります。
注:プロダクトのメタデータに加えた変更が Sandbox 環境で反映されるまで最大 1 時間かかります。
請求の猶予期間を有効にするためのワークフロー
請求の猶予期間を有効にするには、App Store Connect で設定を有効化および完了し、支払いの再試行中もユーザがサブスクリプションコンテンツに引き続きアクセスできるように、StoreKit を使用してサブスクリプション登録者の更新状況を確認する必要があります。
次のワークフローに従って、アプリのロジックに対するサーバのテストおよび検証を適切に行ってから、サブスクリプション登録者に当該機能を提供しましょう。
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Sandbox で請求の猶予期間に関する設定をオンにする
本番環境で有効化する前に必ず行ってください。
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Sandbox で請求の猶予期間をテストする
Sandbox 環境を使用して、サブスクリプション登録者の猶予期間の開始および終了に対応するクライアントロジックとサーバロジックを検証します。実装方法については、こちらをご覧ください。
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本番環境で請求の猶予期間に関する設定をオンにする
クライアントとサーバのロジックの検証が完了次第、本番環境向けに請求の猶予期間に関する設定を行います。
必要な役割: Account Holder、Admin、または App Manager。「役割の権限」を参照してください。
請求の猶予期間の設定をオンにする
請求の猶予期間は、App Store Connect で各アプリに対して個別に設定できます。ただし、アプリ内では、すべての自動更新サブスクリプションに対して同じ設定が適用されます。個々のサブスクリプションプロダクトに対して、異なる請求の猶予期間を設定することはできません。
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「アプリ」から、目的のアプリを選択します。
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サイドバーで、「サブスクリプション」をクリックします。
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「請求の猶予期間」セクションで、「請求の猶予期間の設定」をクリックします。
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メニューで、「3 日間」、「16 日間」、「28 日間」のいずれかを選択します。この設定は、アプリ内のすべてのサブスクリプションプロダクトに適用されます。
注:アプリで週間サブスクリプションを提供している場合、猶予期間を 16 日間または 28 日間に設定しても、実際の猶予期間は 6 日間のみとなります。これは、猶予期間がサブスクリプション自体より長くならないようにするためです。
選択した内容は、本番環境のサブスクリプションにのみ適用されます。Sandbox における請求の猶予期間の更新頻度については、こちらを参照してください。
3 日間の請求の猶予期間
16 日間の請求の猶予期間
28 日間の請求の猶予期間
週間サブスクリプション
3 日間
6 日間
6 日間
月間および年間のサブスクリプション
3 日間
16 日間
28 日間
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猶予期間を有効にする対象を選択します。
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有料登録への更新をするすべての登録者:無料のお試しオファーや無料のサブスクリプションオファーから有料サブスクリプションへの更新を含む、すべての更新に対して、請求の猶予期間が適用されます。
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有料登録を継続する登録者のみ:既存の有料サブスクリプションの更新にのみ、請求の猶予期間が適用されます。無料オファーから有料サブスクリプションへの更新には適用されません。
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請求の猶予期間を有効にするサーバ環境を選択します。
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Sandbox 環境のみ:Sandbox 環境でのみ請求の猶予期間を有効にします。アプリのサブスクリプションで提供されるサービスを猶予期間中も継続させる環境を Sandbox で再現します。
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本番環境と Sandbox 環境:本番環境と Sandbox 環境の両方で請求の猶予期間を有効にします。
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「確認」をクリックします。
サブスクリプションが請求の猶予期間中であるか否かを判断するために、アプリによる購入の検証を引き続き行い、サブスクリプション登録者の更新状況の把握を行う必要があります。
請求の猶予期間に関する設定の編集
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「アプリ」から、目的のアプリを選択します。
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サイドバーで、「サブスクリプション」をクリックします。
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「請求の猶予期間」セクションで、「編集」をクリックします。猶予期間を有効にする日数、対象、環境を編集します。変更内容が反映されるまで最大 24 時間かかる場合があります。また、反映対象は、今後の更新のみです。現時点で請求の猶予期間に入っているサブスクリプション登録者は、当該期間が終了するまで引き続きサービスを受ける権利があります。
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「Done (完了)」をクリックします。
請求の猶予期間の設定をオフにする
請求の猶予期間の無効化は、アプリごとに行うことができます。
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「アプリ」から、目的のアプリを選択します。
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サイドバーで、「サブスクリプション」をクリックします。
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「請求の猶予期間」セクションで、「編集」をクリックします。
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「オフにする」をクリックします。
請求の猶予期間をオフにすると、その後支払いの問題が原因で登録者がサブスクリプションを更新できない場合、Apple が支払いの回収を完了してサブスクリプションが更新されるまで、有料サービスの利用日数の累積が停止します。すでに請求の猶予期間中であるサブスクリプションについては、アプリからサービスの提供が引き続き行われていることを必ず確認してください。