ビルドを App Store Connect にアップロードすると、App Thinning と呼ばれるプロセスによって、さまざまなデバイスやオペレーティングシステムのバージョン向けにアプリのバリアントが作成されます。各バリアントがカスタマーのデバイス上で占める容量は App Store Connect で直接確認できます。
注:アプリは配信に対して承認され次第、デジタル著作権管理 (DRM) 機能を使って暗号化および再圧縮されます。アプリのバイナリファイルの容量が App Store Connect にアップロードしたものより大きくなることがあります。事前にアプリの最終的なファイル容量を正確に知ることはできません。
-
「アプリ」から、目的のアプリを選択します。
-
「TestFlight」タブをクリックして、すべてのビルドを表示します。
-
サイドバーで、ビルドを表示するプラットフォームを選択します。
-
右側の「ビルド」列で、表示するビルドのアプリアイコンもしくはビルド文字列をクリックします。
-
ビルドページで、「ビルドのメタデータ」タブをクリックします。
-
「一般情報」の下にある「アプリのファイルサイズ」をクリックします。
それぞれのバリアントのサイズを示す表が表示されます。
-
デバイスの種類は、バリアントの対象デバイスを示しています。ユニバーサルとは、iOS 8 以前の環境を使用しているカスタマー、Apple School Manager、Apple Business Manager、モバイルデバイス管理 (MDM) 経由で一括購入されたアプリ、iTunes 12.6 以前を使用してダウンロードされたアプリに対して提供されるバリアントを指しており、サポートされているすべてのオペレーティングシステムおよび対象デバイスで実行されます。
-
インストールサイズは、アプリがカスタマーのデバイス上で使用するディスク容量です。インストールサイズは、アプリのプロダクトページの「情報」セクションにも表示されます。
-
ダウンロードサイズは、モバイル通信の周波数帯または Wi-Fi を使用して無線でダウンロードされるアプリの、圧縮後のサイズを示しています。
デバイスごとのバリアントサイズのいずれかが 200 MB の無線ダウンロード制限を超えると、ビルドの表のビルド文字列の横および「アプリのファイルサイズ」の表のバリアントサイズの横に黄色の警告が表示されます。警告のアイコンをクリックしてその内容を確認してください。この情報については、Apple からメールでもお知らせします。