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アプリの配信状況の管理

アプリの予約注文受け付け

ある国または地域の App Store で初めてアプリをリリースする前に、そのアプリを予約注文という形で提供することができます。アプリが予約注文可能になると、アプリがリリースされダウンロード可能となる前に、カスタマーはプロダクトページの閲覧およびアプリの注文ができるようになります。

対象

アプリの予約注文を行うことができるのは、当該アプリがリリースされたことのない国または地域の App Store においてです。

予約注文は、Apple のプラットフォーム経由で提供する無料または有料のアプリすべてで設定できます。アプリ内課金に対して予約注文は設定できません。ただし、予約注文の期間開始前や期間中に App Store Connectアプリ内課金を設定して、プロモーション用のメタデータなどを追加することは可能です。こうすることで、アプリがリリースされてダウンロード開始となった際にすべてがそろった状態で提供できます。プロモーション対象のアプリ内課金は、アプリがリリースされてダウンロードできるようになるまで App Store のプロダクトページに表示されません。

App Bundle に対して予約注文は設定できません。予約注文が設定されているアプリを新規 App Bundle に追加するには、そのアプリのステータスが 1 つ以上の国または地域で「配信準備完了」となっている必要があります。

カスタマー体験

予約注文は、iOS 11.2、iPadOS 13、macOS 10.13.2、tvOS 11.2、watchOS 6 またはそれ以降を実行しているデバイス経由でのみ実行できます。予約注文期間中、これより前の OS を使用しているカスタマーも直リンク経由でプロダクトページにアクセスできますが、この場合購入ボタンは使用できず、最新の OS バージョンにアップデートすることを促すプロンプトが表示されます。アップデート後、予約注文を実行できるようになります。

カスタマーは予約注文をキャンセルすることができます。iOS および macOS では App Store の設定から、Windows パソコン上では iTunes の設定から行います。詳しくはこちらをご覧ください。

予約注文を行うアプリのリリース日が今日から 180 日未満の場合、アプリのプロダクトページにリリース日がフルで表示されます (例:「リリース予定日:2024 年 1 月 1 日」)。リリース日が今日から 180 日より後の場合、アプリのリリース日の年と月のみが表示されます (例:「リリース予定:2024 年 1 月」)。

カスタマーが有料アプリの予約注文を行った場合、アプリがリリースされてダウンロード可能となる日まで課金されません。なおアプリの価格は予約注文期間中でも調整することができますが、調整した場合、カスタマーに請求されるのは予約注文を申し込んだ時点の価格とリリース日の価格のうちいずれか低い方であることにご注意ください。

アプリがリリースされると、予約注文を行ったカスタマーに通知が送られ、予約注文に使用したデバイスにアプリが自動ダウンロードされます。また、そのカスタマーが設定で自動ダウンロードをオンにしていた場合は、アプリがその対象となるデバイスにも自動的にダウンロードされます。

App Store Connect API 経由で予約注文を管理する方法については、こちらをご覧ください。

必要な役割:Account HolderAdmin、または App Manager。「役割の権限」を参照してください。