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カスタムプロダクトページの作成

プロダクトページの複数のバージョンの構成

特定の機能やコンテンツを紹介するために、App Store上にカスタムプロダクトページをアプリあたり最大35個作成できます。各カスタムプロダクトページには、それぞれ異なるスクリーンショットやプレビュー、プロモーション用テキスト、キーワードを含めることができます。また、ローカライズや固有のURL経由での共有も可能です。

カスタムプロダクトページは、iOS 15以降およびiPadOS 15以降を実行しているユーザのApp Storeで表示されます。カスタムプロダクトページが表示されるのは、ユーザがカスタムプロダクトページのリンクからアクセスした場合、またはデベロッパがキーワードを追加してカスタムプロダクトページをApp Storeの検索結果に表示するよう設定している場合のみです。それ以外の場合は、App Storeにアクセスしたすべてのユーザに、アプリのデフォルトのプロダクトページが表示されます。

「App Analytics」では、各ページのインプレッション数、ダウンロード数、コンバージョン率など、App Storeのメトリックスを確認できます。メトリックスは、カスタムプロダクトページからの初回ダウンロード数が5以上となった場合に表示されます。「App Analytics」のデータについて詳しくは、こちらを参照してください。

必要に応じて、カスタムプロダクトページにアプリのディープリンクを追加することができます。ユーザがiOS 18またはiPadOS 18以降を実行している場合、カスタムプロダクトページで「開く」をクリックすると、アプリのディープリンクによって当該アプリ内の特定のコンテンツに直接誘導されるようになります。

  • アプリのディープリンクとして、ユニバーサルリンクかカスタムURLを使用できます。しかし、安全で統合されたモバイル体験をユーザに提供するため、アプリのディープリンクにはユニバーサルリンクを使用するようにしてください。ユニバーサルリンクの構成について詳しくは、こちらを参照してください。

  • 不必要なリダイレクトを行う短縮URLやその他サービスの使用は避けてください。

  • メモアプリにURLを貼り付けてタップするなど、ディープリンクをテストして、アプリ内の適切な箇所に移動することを確認してください。

  • アプリのディープリンクがユーザに対して機能するには、承認される必要があります。App Store Connectでディープリンクを追加した後、カスタムプロダクトページを審査に提出してください。

App Store Connect APIを使用してカスタムプロダクトページの作成および管理を行う方法についてはこちらを参照してください。

必要な役割:Account Holder、Admin、App Manager、またはMarketing。「役割の権限」を参照してください。

カスタムプロダクトページの作成

アプリのステータスが1つ以上の国または地域で「配信準備完了」の場合、カスタムプロダクトページを作成することができます。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. 「カスタムプロダクトページを作成」をクリックします。

    既存のカスタムプロダクトページがある場合は、追加ボタン(+)をクリックします。

  4. 「App Analytics」でページを識別する際に使用する参照名を入力します。

  5. 空白のページから始めるか、既存のApp Storeプロダクトページに変更を加えるかを選択します。既存のプロダクトページについては、アプリステータスが「配信準備完了」か「提出準備中」のバージョンのもののみ選択できます。選択すると、プロダクトページがプライマリ言語でコピーされます。

  6. 「作成」をクリックします。カスタムプロダクトページの固有のURLが自動的に生成され、このページに表示されます。

  7. スクリーンショット、アプリプレビュー、プロモーション用テキスト、キーワードの修正・追加を行います。

    必要に応じてアプリのディープリンクを追加することで、iOS 18またはiPadOS 18以降を実行しているユーザを当該アプリ内の特定のコンテンツに直接誘導できます。

カスタムプロダクトページの審査への提出

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. 審査へ提出するページをクリックします。

  4. 右上の「審査用に追加」をクリックします。

    「提出物を確認」画面に、カスタムプロダクトページに関連付けられているアプリバージョンが表示されます。審査にほかの項目を追加することも可能です。

  5. 「App Reviewに提出」をクリックする。

カスタムプロダクトページの審査中は、そのページのスクリーンショット、プレビュー、プロモーション用テキスト、キーワードを修正することはできません。変更を加えたい場合は、提出物を一旦取り下げ、修正後に再提出してください。

アプリの提出物が承認されると、ユーザがカスタムプロダクトページのURLにアクセスできるようになります。

カスタムプロダクトページ向けキーワードの有効化

カスタムプロダクトページには、承認済みの最新のアプリバージョンからキーワードを割り当てることができます。これによりカスタマーは、各キーワードを検索した際に、デフォルトのプロダクトページではなく、カスタムプロダクトページに誘導されます。App Store Connectでキーワードを割り当てることはいつでもできますが、そのキーワードでカスタムプロダクトページが検索できるようになるのは、ページが承認され、表示可能に設定されてからとなります。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. キーワードを割り当てる対象としたいカスタムプロダクトページをクリックします。

  4. 「キーワード」セクションで、そのカスタムプロダクトページ向けのキーワードを選択します。

    必要に応じて、ローカリゼーションごとに同じ作業を繰り返します。

  5. 「公開」をクリックします。

  6. ヒント:最も関連性の高いカスタムプロダクトページが表示されるようにするには、ページごとに固有のキーワードを指定します。

    カスタムプロダクトページにキーワードを割り当てた後、各キーワードを個別に無効にすることができます。

カスタムプロダクトページの編集

承認済みカスタムプロダクトページは、編集して審査に提出しても、その固有のURLに影響はありません。App Reviewに承認された後、変更は自動的に公開されます。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. 編集するページをクリックします。

  4. 「編集」をクリックします。

  5. 表示された画面を確認し、もう一度「編集」をクリックして次に進みます。カスタムプロダクトページの下書きが「送信準備完了」のステータスで新しく作成されます。

  6. 編集を行い、「審査用に追加」をクリックします。

    提出物の確認画面には、カスタムプロダクトページに関連付けられるアプリバージョンと、審査される項目が表示されます。この画面で項目を新たに追加することも可能です。

  7. 「App Reviewに提出」をクリックする。

    編集内容が承認されると、App Storeで現在表示されているページが新しいものに差し替えられます。

カスタムプロダクトページの無効化

カスタムプロダクトページはいつでも無効にできます。ユーザが無効化されたカスタムプロダクトページのURLを選択した場合、自動的にデフォルトのプロダクトページが表示されます。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. 無効にするページをクリックします。

  4. 「プロダクトページのURL」の下にある「リンクを無効にする」をクリックします。

    リンクが無効な場合、「リンクを有効にする」が表示されます。

  5. 「無効にする」をクリックします。

カスタムプロダクトページの削除

カスタムプロダクトページはいつでも削除できます。ユーザが削除されたカスタムプロダクトページのURLを選択した場合、自動的にデフォルトのプロダクトページが表示されます。この操作は元に戻せません。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. 左サイドバーで、「カスタムプロダクトページ」をクリックします。

  3. 削除するページをクリックします。

  4. 一番下までスクロールし、「このプロダクトページを削除」をクリックします。