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アプリ情報の管理

アプリの年齢制限指定の設定

年齢制限指定は、アプリ情報の必須プロパティであり、アプリまたはゲームのコンテンツや、好ましくない可能性のある要素をユーザが評価するのに役立ちます。この年齢制限指定により、ペアレンタルコントロールの機能がサポートされ、保護者が子どもにとって安全なオンライン環境を構築できます。デベロッパは、各年齢層のユーザに向けて、それぞれの年齢に適した体験を提供することができます。

自身のアプリの年齢制限指定を決めるには、App Store Connectで年齢制限指定に関するアンケートに回答します。アンケートには、コンテンツの説明、アプリ内コントロール、機能の一覧が含まれており、これを利用することでアプリにおいて特定のコンテンツのタイプが表示される頻度を示すことができます。選択に基づいて、Appleのグローバルな年齢制限指定が決まり、必要な場合はそれに加えて地域固有の年齢制限指定が決まります。年齢制限指定の値と定義については、こちらを参照してください。

このプロセスを通じて、さまざまなコンテンツのタイプが各地域におけるアプリの年齢制限指定にどのように影響を与えるのかを理解でき、ひいてはアプリにおけるコンテンツや機能の表示頻度について情報に基づく宣言を行えます。

アンケートへの回答に基づいて、それぞれの国または地域における年齢適合性基準に応じた年齢制限指定がその国または地域に割り当てられます。この年齢制限指定は、その国または地域のApp Storeで表示され、すべてのプラットフォームにおいて一貫して同じものになります。オーストラリアブラジル韓国における地域固有の要件を反映した年齢制限指定の値については、各リンク先を参照してください。

注:

  • アプリの年齢制限指定は、OSのバージョンによって異なる場合があります。iOS 26、iPadOS 26、macOS Tahoe 26、tvOS 26、visionOS 26、watchOS 26以降を実行しているAppleデバイスの年齢範囲の値について詳しくは、こちらを参照してください。それより前のバージョンのOSを実行しているAppleデバイスについて詳しくは、こちらを参照してください。

  • 「審査適応区分外」のアプリは、App Storeで公開することはできませんが、欧州連合においてはiOS/iPadOSの代替アプリマーケットプレイスまたはWebサイトで公開できる場合があります。

App Store Connect API経由でアプリの年齢制限指定を管理する方法については、こちらをご覧ください。

必要な役割:Account Holder、Admin、App Manager、またはMarketing。「役割の権限」を参照してください。

アプリの年齢制限指定の設定

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. サイドバーの「一般」で、「アプリ情報」をクリックします。

    ヒント:年齢制限指定を決める要因となる機能やコンテンツについて詳しく知りたい場合や例を見たい場合は、「アプリ情報」ページに表示される例の一覧からカテゴリを選択してください。また、年齢制限指定カテゴリも参考にできます。

  3. 「年齢制限指定」の下にある「年齢制限指定を設定」ボタンをクリックします。

    「アプリ情報」ページのスクリーンショット。「年齢制限指定」セクションに「年齢制限指定を設定」ボタンが表示されている。
  4. ダイアログボックスが表示されたら、アプリ内コントロールや機能のオプションの一覧を確認します。そのうち、アプリに含まれていて、コンテンツを制限できるものをすべて選択し、「次へ」をクリックします。

  5. 進捗状況バーの各セクションを進めていきます。質問に回答し、各コンテンツの説明に対して適切な表示頻度を選択してから、「次へ」をクリックします。

    「年齢制限指定」ダイアログボックスのスクリーンショット。「ステップ5:運や偶然に基づくアクティビティ」というタイトルが表示されている。「疑似ギャンブル」や「コンテスト」など、運や偶然に基づくさまざまなアクティビティが選択項目として一覧表示されている。各オプションには、「なし」「まれ」「頻繁」というラジオボタンがある。「以下の内容をアプリが含むかどうかを選択してください」セクションに「ギャンブル」と「ルートボックス」という項目があり、それぞれに「はい」「いいえ」というラジオボタンがある。ダイアログの左下には「戻る」ボタン、ダイアログの右下には「キャンセル」と「保存」ボタンがある。

    年齢制限指定を上書きしたり、App Storeの「子ども向け」カテゴリにアプリを表示したりする必要がない場合は、「年齢カテゴリと上書き」で「該当なし」を選択し、ステップ6に進みます。

    年齢カテゴリと上書き

    算出された年齢制限指定は、進捗状況バーの「追加情報」セクションに表示されます。アプリが特定の年齢カテゴリを対象としている場合、使用許諾契約に年齢要件が記載されている場合、またはアプリの年齢制限指定をもっと高く設定する必要があると考えられる場合は、「子ども向け」または「より高い年齢制限指定に上書きする」を選択することで、アプリのコンテンツや機能をより正確に反映した年齢制限指定に調整できます。

    App Storeの「子ども向け」カテゴリ

    算出された年齢制限指定が4歳以上または9歳以上のアプリをApp Storeの「子ども向け」カテゴリでも表示したい場合は、「年齢カテゴリと上書き」で「子ども向け」を選択し、アプリに適切な年齢制限指定をメニューから選択します。App Reviewでアプリが承認されると、この選択を変更することはできません。アプリおよびその後のアップデートは必ず、「子ども向け」カテゴリのガイドラインに準拠する必要があります。

    注:visionOSアプリに対して、「子ども向け」オプションを選択することはできません。また、「子ども向け」カテゴリのアプリをvisionOSで配信することはできません。

    より高い年齢制限指定に上書きする

    アプリの年齢制限指定を、Appleが割り当てた年齢制限指定よりも高いものに変更するには、「より高い年齢制限指定に上書きする」を選択し、適切な年齢制限指定をメニューから選択します。App Storeにはここで指定した年齢制限指定が表示されますが、コンテンツの詳細には引き続きアンケートへの回答内容が反映されます。

    欧州連合において代替アプリマーケットプレイスまたはWebサイト経由で配信するアプリが「審査適応区分外」であると思われる場合は、「より高い年齢制限指定に上書きする」のメニューオプションで「審査適応区分外」を選択します。

    注:

    • アプリの使用許諾契約に最少年齢要件が記載されていて、その年齢がAppleの算出による年齢制限指定よりも高い場合は、要件を満たす年齢制限指定に上書きする必要があります。

    • 上書きした内容はアプリが配信されるすべての地域に適用されます。また、地域固有の要件に基づいて、地域ごとに異なる年齢制限指定の値に上書きされる場合があります。オーストラリアブラジル韓国における地域固有の要件を反映した年齢制限指定の値については、各リンク先を参照してください。

    「年齢制限指定」ダイアログボックスのスクリーンショット。「ステップ7:追加情報」というタイトルが表示されている。「算出された年齢制限指定」には「13+」と表示されている。「年齢カテゴリと上書き」セクションには、「該当なし」と「より高い年齢制限指定に上書きする」を選択するオプションがある。「年齢適合性URL(任意)」というテキストフィールドも表示されている。ダイアログの左下には「戻る」ボタン、ダイアログの右下には「キャンセル」と「保存」ボタンがある。
  6. アプリ専用のWebサイトに年齢適合性に関する詳細情報が掲載されている場合は、「年齢適合性URL(任意)」の下にあるフィールドにそのサイトのURLを入力できます。

  7. 「保存」をクリックします。ダイアログボックスが閉じ、「アプリ情報」ページに戻ります。このページで、グローバルな年齢制限指定と地域固有の年齢制限指定を確認できます。年齢制限指定とその適用対象となる特定の国や地域について詳しくは、各パネルをクリックしてください。

    年齢制限指定を編集するには、サイドバーの「アプリ情報」をクリックし、ページの上部にある「編集」をクリックします。

    注:「バージョン26未満のオペレーティングシステム」セクションで、バージョン26より前のOSを実行しているAppleデバイスの年齢制限指定を確認できます。詳しくはこちらを参照してください。

    「アプリ情報」ページのスクリーンショット。「年齢制限指定」セクションの「年齢制限指定」の下に、172か国における「18+」、オーストラリアにおける「R 18+」など、算出された年齢制限指定が表示されている。「年齢制限指定」の横に、「編集」と「詳細を表示」というクリック可能なリンクがある。右側には、アプリのApp Storeプロダクトページのスクリーンショットがある。その「年齢制限指定」セクションには、App Store Connectと同じ年齢制限指定が表示されている。

地域固有の年齢制限指定の上書き

韓国向けの年齢制限指定の上書き

韓国のゲーム物管理委員会(GRAC)がAppleのグローバルな年齢制限指定とは異なる地域固有の年齢制限指定を付与した場合、App Reviewからデベロッパにメッセージが届きます。この通知を受け取った場合は、提示されたフィールドにRCNを入力して、韓国のApp Storeで表示するアプリの年齢制限指定を更新し、アプリを審査に提出してください。

  1. 「アプリ」で、表示するアプリを選択します。

  2. サイドバーの「一般」で、「アプリ情報」をクリックします。

  3. 「App Storeの規制と許可」の「大韓民国における配信状況」セクションでRCNが入力済みであることを確認します。

  4. 「年齢制限指定」セクションで、「大韓民国」の横にある「上書き」をクリックします。

  5. 表示されるダイアログボックスで「はい」を選択すると、算出された年齢制限指定と異なる、公式の年齢制限指定をGRACから付与されたことがAppleに通知されます。

  6. GRACによって付与された年齢制限指定を選択して「保存」をクリックすると、更新された地域固有の年齢制限指定が表示されます。

「大韓民国での年齢制限指定」ダイアログボックスのスクリーンショット。「算出された年齢制限指定と異なる、公式の年齢制限指定をGRACから付与されましたか?」とたずねる文章と、「いいえ」と「はい」のラジオボタンが表示されており、「はい」が選択されている。その下には「GRACから付与された公式の年齢制限指定は何ですか?」とたずねる文章があり、「青少年使用禁止(청소년 이용불가 19歳以上のみ)」のオプションが選択されている。ダイアログの右下には「キャンセル」と「保存」ボタンがある。

韓国で配信するアプリの年齢制限指定の上書きを編集するには、サイドバーの「アプリ情報」に移動して「大韓民国」の横にある「上書き」を選択し、選択内容を変更してから「保存」をクリックします。