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はじめに

App Store Connectのワークフロー

App Store Connectは、配信するアプリの提出、アプリの管理、TestFlight経由でのベータ版の配信、法的契約の承諾、税金および口座情報の入力、トレンドと財務レポートの確認など、さまざまなことができるプラットフォームです。なお、ワークフローが自動化できるApp Store Connect APIもご利用いただけます。

Apple Developer Programのメンバーシップに紐付けられているApple Accountを使用してApp Store Connectにサインインできるのは、初期の段階ではAccount Holderのみです。

Account Holderは、「ユーザとアクセス」セクションで追加のユーザを招待できます。

契約に同意し、税金情報および口座情報を入力する

App Storeでアプリの有料配信やアプリ内課金の提供を行う場合は、「ビジネス」セクションで有料アプリ契約に署名する必要があります。その後、口座情報税金情報を入力してください。

ユーザを追加し、役割を割り当てる

「ユーザとアクセス」セクションで、ユーザを追加します。ユーザ名とメールアドレスを入力し、役割を選択してください。こうすることで、ユーザは割り当てられた役割に基づいてタスクを実行できるようになります。役割に関する詳細はこちらを参照してください。

アプリを追加してビルドをアップロードする

「アプリ」セクションでアプリレコードを作成して、名前、キーワード、概要などのアプリに関する情報を公開できるようにします。App Store Connectにおける情報入力は、Xcodeでのアプリ作成が完了する前でも実行できます。また、アプリレコードの作成は、アプリのビルドをアップロードする前に行う必要があります。ビルドは、複数アップロードすることができます。アップロードすると、ビルドとそのバリアントがApp Store Connectで表示できるようになります。

アプリをテストして審査に提出する

TestFlightを使用してアプリをテスト用に配信します。TestFlightは、iOS、iPadOS、tvOS、visionOS、watchOSのアプリに対応しています。テスターは、内部テスターとして追加することも、外部テスターとして招待することも可能です。テスターに指定されたユーザは、TestFlightアプリを使用してアプリをデバイスにインストールすることが可能となります。アプリを配信する準備ができたら、提出するビルドを選択し、App Reviewに送信します。配信後も定期的に新しいバージョンを作成することで、アプリをよりよいものとすることができます。

アプリのステータス、使用状況、販売状況を確認する

App Reviewの進行中に アプリのステータスを確認できます。App Storeで公開されると、「App Analytics」、「売上とトレンド」、「支払と財務報告」を通じてパフォーマンスに関する詳細なデータを得たり、App Storeのユーザレビューに返信したりすることができます。これら情報の一部閲覧など、一定の操作については、iPhone版およびiPad版のApp Store Connectでも実行できます。

関連項目

App Store Pathway