Appleへの支払いの概要

請求書作成の要件を満たすためにアカウントを更新

最初の請求書が発行される前に、必ず請求書発行の要件を満たすようアカウントを更新しておいてください。さもないと、適切な税務処理が行われない状態で、あるいはデフォルトの通貨で、請求書が発行される可能性があります。

必要な購入をAppleに報告

アプリでStoreKit External Purchase EntitlementまたはStoreKit External Purchase Link Entitlementのいずれかを採用している場合、External Purchase Server APIを使用し、計算と回収を目的として、Appleにトランザクションを報告する必要があります。報告が必要なものには、払い戻し、修正、更新、一度きりの購入、および購入に至らなかったトランザクションが含まれます。External Purchase Server APIの実装については、こちらを参照してください。

請求書とレポートをダウンロード

請求書とレポートは、手数料が発生した月の末日から約15暦日後に、App Store Connectでダウンロード可能となります。

アカウントの明細書をダウンロード

アカウントの明細書は、毎月28日にダウンロード可能になります。これには、現在および過去の請求期間における未払いの請求書が含まれており、支払い手続きを進めていく上でご活用いただけます。

Appleに支払いを送金

Appleに対する支払いは、請求書の発行日から30日以内に行う必要があります。支払いは、請求書に記載されているデベロッパアカウントの一意の仮想ルーティングナンバーを使用して、ご利用の銀行から直接行えます。

Appleに支払いを送金する際は必ず、請求書に記載されている正しい銀行口座情報を使用してください。また、支払いとアカウントの紐付けを迅速かつ確実に行えるよう、支払いには請求書番号を記載する必要があります。

支払いがアカウントに反映されるまで、最大で5営業日かかります。

支払いとともに送金通知書を送信する場合は必ず、servicesremittances@apple.com宛に送信してください。

支払いの遅延

支払いに遅延が生じた場合は利息が発生します。支払いが行われない場合は、デベロッパに支払われるApp Storeのアプリ内課金の収益と相殺される、App Storeからアプリが削除される、Apple Developer Programから除名されるといった対応策が講じられる可能性があります。ご注意ください。

請求書が期限を5日過ぎている場合、Account Holder、Admin、Financeの各ユーザにメールが送信されます。そのメールには、10日以内に支払いがない場合、アプリのアップデートがブロックされるという通知が記載されます。

請求書が期限を50日過ぎている場合、Account Holder、Admin、Financeの各ユーザにもう1通メールが送信されます。そのメールには、10日以内に支払いがない場合、対象となる国または地域のApp Storeからアプリが削除される可能性があるという通知が記載されます。