App Store Connectヘルプ
請求書作成の要件を満たすためにアカウントを更新
iOSおよびiPadOS向けの代替配信:Apple Developer Programのメンバーシップを持つデベロッパは、欧州連合(EU)における新しいビジネス規約に同意する場合、App StoreやWeb配信、代替マーケットプレイス経由で配信されるアプリの初年度アプリインストール数100万回(年間)までの費用は発生しません。100万回を超えると、初年度アプリインストール1回ごとにコア技術料として0.50ユーロがかかります。
アプリの初年度アプリインストール数がApple Developer Programの年間メンバーシップに含まれる100万回に近づくと、App Store Connectで追加情報を提供するよう求められます。この追加情報を提供することで、アカウントが新しいビジネス規約に関する請求書作成の要件を満たすように更新されます。
代替アプリマーケットプレイスのデベロッパは、当該マーケットプレイスの初年度アプリインストールが発生するごとに(100万回以前のインストールも含む)、コアテクノロジー手数料を支払います。また、App Store Connectでマーケットプレイスアプリを作成すると、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新を求められます。コアテクノロジー手数料について詳しくは、こちらをご覧ください。
App Storeでの代替決済:EUのカスタマーに対して代替決済処理システムまたはデベロッパ自身のWebページへのリンクアウトを使用する選択をした場合もまた、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新が必要となります。この場合、代替決済システムをサポートするアプリレコードを作成すると、App Store Connectで追加情報を提供するよう求められます。詳しくはこちらをご覧ください。
メールでの通知を受け取ってから15日以内に請求書作成の要件を満たすためのアカウント更新を行わない場合、適切な税務処理が行われないままや、デベロッパの場所に基づくデフォルトの通貨で請求書が発行される可能性があります。また、App Store Connectの一部機能が利用できなくなる場合があります。
請求書作成の要件を満たすためにアカウントを更新
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブで、表示されるバナーの「開始する」をクリックします。
法人情報の確認が取れない場合は、開始のオプションが表示される前に当該情報を更新するよう求められます。表示されるバナーで「法人を編集」をクリックし、法人の名前や住所に変更を加えたら「保存」をクリックします。その後「契約」タブに戻り、表示されるバナーで「開始する」をクリックします。
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請求書で使用する支払いの優先通貨を選択し、「次へ」をクリックします。
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必要に応じて、内部使用目的で発注書(PO)の番号を入力し、「次へ」をクリックします。
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情報が正しいことを確認したら、「確認」をクリックします。
「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)に関する請求書作成の要件を満たすために納税フォームを提出する必要がある場合は、確認画面の下部にバナーが表示されます。また、提供が必要な税金情報が不足している場合「契約」ページでもバナーが表示されます。「確認」をクリックした後、「契約」ページの「納税フォーム」セクションで不足情報を入力して納税フォームの記入を完了してください。納税フォームに関する要件について詳しくは、こちらをご覧ください。
企業間取引の取引先としてのステータスに関する税金情報を提供
アカウントを更新して請求書作成の要件を満たすと、「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)に関連する納税フォームが記入できるようになります。
事業の拠点によっては、企業間取引の取引先とみなされることを証明するために税金情報の提供が必要になります。提出が不要な場合でも、税金情報を提供して企業間取引の取引先としてのステータスを申告できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブで、「納税フォーム」セクションに移動します。
記入が必要な納税フォームは、当該セクションで、「税金情報が不足しています」ステータスと「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)の契約タイプとともに表示されます。該当行の「税金情報を追加」をクリックしてください。
任意の納税フォームに記入するには、追加ボタン(+)をクリックするか、納税フォームの追加自体が初めての場合は「税金情報を追加」をクリックします。メニューで「Alternative EU Terms Addendum」(EUにおける新しい規約の付属文書)を選んで、税金情報を提供する国または地域を選択したら、「追加」をクリックします。
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指示に従って税金情報を提供し、「提出」をクリックします。
税金情報が提出されるとAppleによる審査が開始されます。当該情報の確認が取れない場合はAppleから連絡いたします。該当する税金がある場合は、次回の請求書に適用されます。
米国における免税を申告
米国または米国の領土内に事業の拠点があり、かつ免税の対象となる場合、コア技術料に関して免税を申告することができます。申告する場合は、App Store Connectで以下の手順を実行してください。
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブの「納税フォーム」セクションで、「米国の免税資格」をクリックします。
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フォームを記入し、「提出」をクリックします。
税金情報が提出されるとAppleによる審査が開始されます。当該情報の確認が取れない場合はAppleから連絡いたします。該当する税金がある場合は、次回の請求書に適用されます。
納税フォームのステータスを確認
ステータス |
説明 |
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アクティブ |
納税フォームが有効です。 |
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税金情報が不足しています |
税金情報が追加されましたが、納税フォームが有効となるには、追加の情報を提供していただく必要があります。 |
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Pending(保留中) |
税金情報が提出され、Appleによる詳細の確認が行われています。追加の情報が必要な場合はAppleから直接連絡いたします。特に問題がなければ、税金情報の確認が取れ次第納税フォームが「アクティブ」になります。 |