アプリの初年度アプリインストール数がApple Developer Programの年間メンバーシップに含まれる100万回に近づくと、App Store Connectで追加情報を提供するよう求められます。この追加情報を提供することで、アカウントが新しいビジネス規約に関する請求書作成の要件を満たすように更新されます。
代替アプリマーケットプレイスのデベロッパは、当該マーケットプレイスの初年度アプリインストールが発生するごとに(100万回以前のインストールも含む)、コアテクノロジー手数料を支払います。また、App Store Connectでマーケットプレイスアプリを作成すると、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新を求められます。コアテクノロジー手数料について詳しくは、こちらをご覧ください。
App Storeでの代替決済:EUのカスタマーに対して代替決済処理システムまたはデベロッパ自身のWebページへのリンクアウトを使用する選択をした場合もまた、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新が必要となります。この場合、代替決済システムをサポートするアプリレコードを作成すると、App Store Connectで追加情報を提供するよう求められます。詳しくはこちらをご覧ください。
メールでの通知を受け取ってから15日以内に請求書作成の要件を満たすためのアカウント更新を行わない場合、適切な税務処理が行われないままや、デベロッパの場所に基づくデフォルトの通貨で請求書が発行される可能性があります。また、App Store Connectの一部機能が利用できなくなる場合があります。
「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)に関する請求書作成の要件を満たすために納税フォームを提出する必要がある場合は、確認画面の下部にバナーが表示されます。また、提供が必要な税金情報が不足している場合「契約」ページでもバナーが表示されます。「確認」をクリックした後、「契約」ページの「納税フォーム」セクションで不足情報を入力して納税フォームの記入を完了してください。納税フォームに関する要件について詳しくは、こちらをご覧ください。
アカウントを更新して請求書作成の要件を満たすと、「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)に関連する納税フォームが記入できるようになります。
記入が必要な納税フォームは、当該セクションで、「税金情報が不足しています」ステータスと「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EUにおけるアプリに関する新しい規約の付属文書)の契約タイプとともに表示されます。該当行の「税金情報を追加」をクリックしてください。
任意の納税フォームに記入するには、追加ボタン(+)をクリックするか、納税フォームの追加自体が初めての場合は「税金情報を追加」をクリックします。メニューで「Alternative EU Terms Addendum」(EUにおける新しい規約の付属文書)を選んで、税金情報を提供する国または地域を選択したら、「追加」をクリックします。