Apple への支払い
Apple Developer Program のメンバーシップを持つデベロッパは、「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EU におけるアプリに関する新しい規約の付属文書) に同意している場合、App Store や代替マーケットプレイスで配信されたアプリの初年度アプリインストール数 100 万回 (年間) までの費用は発生しません。100万回を超えると、初年度アプリインストール 1 回ごとにコアテクノロジー手数料として 0.50 ユーロがかかります。
アプリの初年度アプリインストール数が Apple Developer Program の年間メンバーシップに含まれる 100 万回に近づくと、App Store Connect で追加情報を提供するよう求められます。この追加情報を提供することで、アカウントが「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EU におけるアプリに関する新しい規約の付属文書) に関する請求書作成の要件を満たすように更新されます。
代替アプリマーケットプレイスのデベロッパは、当該マーケットプレイスの初年度アプリインストールが発生するごとに (100 万回以前のインストールも含む)、コアテクノロジー手数料を支払います。また、App Store Connect でマーケットプレイスアプリを作成すると、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新を求められます。コアテクノロジー手数料について詳しくは、こちらをご覧ください。
EU のカスタマーに対して代替決済処理システムまたはデベロッパ自身の Web ページへのリンクアウトを使用する選択をした場合もまた、請求書作成の要件を満たすようにアカウントの更新が必要となります。この場合、代替決済システムをサポートするアプリレコードを作成すると、App Store Connect で追加情報を提供するよう求められます。
請求書作成の要件を満たすためのアカウント更新を 15 日以内に行わない場合、アカウントの税務処理が誤って行われたり、請求書がデベロッパの場所に基づくデフォルトの通貨で発行されたりします。また、App Store Connect の一部機能が利用できなくなる場合があります。
4 月下旬から、手数料が発生する初年度アプリインストール数に達すると、コアテクノロジー手数料に関するレポートが App Store Connect で利用できるようになります。手数料を支払う EU の初年度アプリインストール数や、適用される規制手数料・税金を除いた未払い額の把握にこのレポートをお役立てください。
さらに、各月の手数料の支払い期限を迎えると、Apple に支払う実際の金額 (規制手数料および税金を含む) が記載された請求書をダウンロードできるようになります。コアテクノロジー手数料に関するレポートおよび請求書の詳細については、近日中にお知らせいたします。
必要な役割:Account Holder、Admin、または Finance。「役割の権限」を参照してください。
請求書作成の要件を満たすためにアカウントを更新
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブで、表示されるバナーの「開始する」をクリックします。
法人情報の確認が取れない場合は、開始のオプションが表示される前に当該情報を更新するよう求められます。表示されるバナーで「法人を編集」をクリックし、法人の名前や住所に変更を加えたら「保存」をクリックします。その後「契約」タブに戻り、表示されるバナーで「開始する」をクリックします。
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請求書で使用する支払いの優先通貨を選択し、「次へ」をクリックします。
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必要に応じて、内部使用目的で発注書 (PO) の番号を入力し、「次へ」をクリックします。
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情報が正しいことを確認したら、「確認」をクリックします。
「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EU におけるアプリに関する新しい規約の付属文書) に関する請求書作成の要件を満たすために納税フォームを提出する必要がある場合は、確認画面の下部にバナーが表示されます。「確認」をクリックした後、「契約」ページの「納税フォーム」セクションで不足情報を入力して納税フォームの記入を完了してください。納税フォームに関する要件について詳しくは、こちらをご覧ください。
企業間取引の取引先としてのステータスに関する税金情報を提供
アカウントを更新して請求書作成の要件を満たすと、「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EU におけるアプリに関する新しい規約の付属文書) に関連する納税フォームが記入できるようになります。
事業の拠点によっては、企業間取引の取引先とみなされることを証明するために税金情報の提供が必要になります。提出が不要な場合でも、税金情報を提供して企業間取引の取引先としてのステータスを申告できます。詳しくは、こちらをご覧ください。
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブで、「納税フォーム」セクションに移動します。
記入が必要な納税フォームは、当該セクションで、「税金情報が不足しています」ステータスと「Alternative Terms Addendum for Apps in the EU」(EU におけるアプリに関する新しい規約の付属文書) の契約タイプとともに表示されます。該当行の「税金情報を追加」をクリックしてください。
任意の納税フォームに記入するには、追加ボタン (+) をクリックするか、納税フォームの追加自体が初めての場合は「税金情報を追加」をクリックします。メニューで「Alternative EU Terms Addendum」(EU における新しい規約の付属文書) を選んで、税金情報を提供する国または地域を選択したら、「追加」をクリックします。
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指示に従って税金情報を提供し、「提出」をクリックします。
税金情報が提出されると Apple による審査が開始されます。当該情報の確認が取れない場合は Apple から連絡いたします。該当する税金がある場合は、次回の請求書に適用されます。
米国における免税を申告
米国または米国の領土内に事業の拠点があり、かつ免税の対象となる場合、コアテクノロジー手数料に関して免税を申告することができます。申告する場合は、App Store Connect で以下の手順を実行してください。
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ホームページで、「ビジネス」をクリックします。
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「契約」タブの「納税フォーム」セクション「U.S. Tax Exemptions」(米国の免税) をクリックします。
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フォームを記入し、「提出」をクリックします。
税金情報が提出されると Apple による審査が開始されます。当該情報の確認が取れない場合は Apple から連絡いたします。該当する税金がある場合は、次回の請求書に適用されます。
納税フォームのステータスを確認
ステータス |
説明 |
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アクティブ |
納税フォームが有効です。 |
税金情報が不足しています |
税金情報が追加されましたが、納税フォームが有効となるには、追加の情報を提供していただく必要があります。 |
Pending (保留中) |
税金情報が提出され、Apple による詳細の確認が行われています。追加の情報が必要な場合は Apple から直接連絡いたします。特に問題がなければ、税金情報の確認が取れ次第納税フォームが「アクティブ」になります。 |